端子台と故障探しラボ

基礎12 のシリンダ装置を、実際の盤と同じDC24V・端子台・線番で組んだ形です。盤の中の PLC と、盤の外(機械側)の押しボタン・センサー・電磁弁は、端子台を通してつながります。まず I/O 表と線番の読み方、次にI/O チェック(入出力を1点ずつ確かめる)、最後にテスターで電圧を測って隠れた故障を探す練習をします。

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学習用のシミュレーションです。 実機の配線・通電作業は、電気工事士などの資格と社内ルールに従ってください。配線を直す・端子を締める時は、元の遮断器を切り、ロックアウトと検電をしてから触ります。
電圧を測るのは「電気が来ている状態」での作業です。DC24V の端子のすぐ隣に AC100V・200V の端子があることがあります。テスターのレンジ(DC V)とリード線の傷を確かめ、保護具を着け、社内で認められた人が行います。出力の強制 ON は機械が動くので、周りの人に声をかけ、動いてよいか確かめてから行います(手順は保全担当と要確認)。

やること(モード)を選ぶ

故障探し

機械(盤の外)を動かす

ワークを置き、シリンダが上にある時に PB1 を押すと、ブザーで3秒予告してから下がり、加工端で上に戻ります。

盤の配線図(端子台・線番つき)

丸い点をクリックするとテスターを当てます
24.0 V
赤(+):
黒(−):
DC24V の制御線(青)盤の境目点いている・動いている

見やすく並べ替えた簡略図です(PLC の端子の並び・電源の端子の数は実物と違います)。入力はソース入力(S/S を 0V へ・スイッチの先に +24V)の例で、スイッチが入ると X 端子に +24V が来ます。シンク入力の盤では測れる電圧の向きが逆になります。PLC 本体の電源(AC100V)は省いています。

実際の結線例(実体配線図)

機器を選ぶと、どの線をどの端子につなぐかを絵で見られます
盤の中の制御線(青)茶黒青(センサーの線)赤AC100V(黄)200V(黒)接地(緑)電気の流れ

    端子の番号(押しボタンの 3・4、非常停止の 1・2 など)・線の色・+−の向きは一般的な例です。実際の部品はメーカーのカタログ・取扱説明書の結線図で確かめます(要確認)。この例はソース入力(S/S を 0V へ)です。PLC・電源・端子台は、その例で使う端子だけを描いています。

    I/O チェック表

    入力は「機械側を ON・OFF して PLC のランプが点く・消える」、出力は「強制 ON して機械側が動く」を見たら ✔ が付きます。新しい装置の立ち上げや配線を直した後に、全部の点を1点ずつ確かめます。

    番号線番・端子台名前確かめること結果

    I/O 表と線番の読み方

    番号名前機器(例)線番端子台メモ

    テスターで故障を探す手順

    1. まず目で見る。CP(サーキットプロテクタ)が切れていないか、PLC の電源・RUN ランプ、入力・出力のランプを見ます。
    2. PLC のランプで「入力か出力か」を分ける。機械側のスイッチを入れても入力ランプが点かない → 入力側。出力ランプは点くのに機械が動かない → 出力側。
    3. 黒(−)を 0V に当てたまま、赤(+)で順に追う。電源 → CP → 端子台 → 機器 → 端子台 → PLC の順に、+24V が来ている所と来ていない所の境目を探します。境目の間の線・端子が原因です。
    4. 負荷は両端を測る。電磁弁の+と−の間に 24V が来ているのに動かなければ、電磁弁そのもの(コイル)が悪い。+は 24V なのに−も 24V なら、戻りの 0V 線が切れています。
    5. 直したら、I/O チェックで確かめてから運転に戻します。CP が切れていた時は、入れ直す前にショートの原因を探します。

    どこにもつながっていない所を測ると、本物のテスターは 0V 近くをふらふら表示します。この教材では 0.0V と出します。

    使っている機材(例)

    記号名前主な仕様(例)

    確認テスト(4問正解+故障探し3問で合格)

    PLC は三菱電機 FX5U-32MR/ES の例です(入力 DC24V・シンク/ソースを S/S のつなぎで切替・リレー出力 1点 2A・4点で1つの COM。三菱電機のユーザーズマニュアル(ハードウェア編)による)。端子の位置・並びは取扱説明書の端子配列で確かめます。センサー・オートスイッチの結線(PNP/NPN・2線式の+−の向き)、線番の付け方、端子台の形式は例です(要確認)。

    学習用の資料です。実機の配線・通電作業は、電気工事士などの資格と社内ルールに従ってください。