動作中警告ラボ

基礎7 の回路に回転灯 RL を足し、ブザーも動作中に鳴るようにします。PB1 を押すと、タイマーが数えている間はブザーで予告。数え終わってシリンダに電気が入ると、ブザーと回転灯で「いま動いている」と周りに知らせます。PB2 で縮めると止まります。

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学習用のシミュレーションです。 実機の配線・通電作業は、電気工事士などの資格と社内ルールに従ってください。作業前は必ず電源を切り、ロックアウト(施錠・表示)と検電をしてから触ります。
非常停止は「止めるための最後の手段」で、修理・点検のための電源遮断(ロックアウト)の代わりにはなりません。実機の非常停止回路は規格(JIS B 9960-1 など)と社内ルールに従い、安全リレー等が要る場合があります(要確認)。
シリンダは空気の力で動きます。電気を切っても、電磁弁の位置と配管に残った空気で動くことがあります。機械に手を入れる前は、エアの元栓を閉めて残圧を抜きます(手順は社内ルール・要確認)。

動く順番

    動作中はブザーと回転灯で知らせる — このページの回路

    PB1 → CR1 が保持 → タイマーが数える間はブザーで予告します(基礎7 と同じ)。数え終わると TR の限時b接点 12-4 が開き、同じ 12 の限時a接点 12-8 が閉じます。ブザーは 12-8 → 線14 で鳴り続け、同時に 9-5 → 線12 で SOL1 と回転灯 RL に電気が入ります。

    大事:ブザー・回転灯は「人に知らせる」ためのものです。危ない所に人が入れない・入ったら止まる仕組み(安全柵・非常停止など)は別に設計します(要確認)。

    タイマーで「ワンクッション」置く — 安全な設計の考え方

    基礎2〜5 の自己保持の回路は、ボタンを押した瞬間にリレーが切り替わり、すぐに機械が動きました。仕組みは分かりやすいのですが、実際の機械では「押した瞬間に動き出す」「動いている途中で急に向きが変わる」ことになります。タイマーでひと呼吸(ワンクッション)置くと、人と機械にゆとりができます。

    大事:タイマーは安全装置の代わりにはなりません。非常停止・安全柵・安全リレーなどの安全機能は、規格(JIS B 9960-1 など)と社内ルールで別に設計します(要確認)。タイマーは「人と機械にゆとりを作る道具」です。

    空気圧回路とシリンダ

    実物の配管(例)と部品の選び方

    上の記号図と同じ回路を、実物に近い形で描いた一例です。①〜⑧は下の表と同じ番号です。部品の形・向き・ポートの並びは機種で違うので、形式とねじの大きさはメーカーのカタログで確かめます(要確認)。

    番号部品選んだ内容数SMC の例決めるときの見どころ状態

    回路図(シーケンス図)

    線をタップ → 盤の中の同じ線が光ります
    電源につながっている線つながっていない線電流が流れている足した線

    制御盤(扉を開いたところ)と電磁弁

    扉のボタンも押せます

    いま起きていること

      選んだ線

      回路を直してみる

      線を選んで「外す」、または「線を足す」で端子を2つタップ(使っていない接点 1・2・3・7・11 もつなげます)。下のボタンはよくある誤配線です。

      線番どこからどこへ電線の色太さ mm²通り道状態

      使っている機材

      「決定」は教材で標準とした機材。「仮」はまだ決まっていない部品で、一般的な例を入れています(要確認)。

      記号名前メーカー・形式主な仕様数状態参考

      確認テスト(4問すべて正解で合格)

      記号は JIS C 0617(電気)・JIS B 0125(空気圧)に準じた簡略表示です(要確認)。リレーは接点が足りないので、2極の 形MY2 から4極の 形MY4 に替えました(コイル13-14、9-5/9-1・10-6/10-2・11-7/11-3・12-8/12-4。端子番号はオムロンのカタログで要確認)。ソケット PYFZ-14 上のねじの並びは模式で、実物で要確認。タイマー TR はオムロン H3Y-2(オンディレー・ソケット PYFZ-08)で、端子番号・設定できる時間の範囲はカタログで要確認。限時接点・ブザー・回転灯の記号は簡略表示です(JIS C 0617 の記号は要確認)。電磁弁は2位置ダブルソレノイド(形式は要確認)で、電気が切れても最後の位置を保ちます。そのため非常停止や SS「切」でもシリンダは動き切ります。非常停止でシリンダをどう止めるか(残圧を抜く・3位置弁にする など)は、後のインターロック・安全設計の章で選びます。表示灯 PL1・PL2 はリレーの状態(伸ばす指令・縮める指令)を表すだけで、シリンダの実際の位置ではありません(位置はオートスイッチで見る=後の段)。電磁弁は機械側にあるので、実機では端子台やコネクタを通すのが普通です(基礎では線番で直接追います)。シリンダの速さ(約1.5秒で伸び切る)は例で、速度制御弁で調整します。非常停止ボタンの端子番号(b接点11-12)は一般例で要確認。電線の色は社内ルール(交流の制御線=黄・直流=青)。電源の引込み=黒、太さの推奨値、PB・PL・CP と押しボタンの端子番号(a接点13-14)は一般的な例で要確認です。制御電源は切替スイッチ SS(a接点 13-14・入で閉、端子番号は一般例で要確認)で入れ、その後ろに非常停止 EMS を入れています。EMS を戻しても動き出さないのは、運転の回路が自己保持だからです。自己保持を使わずに直接動かす出力があると、EMS を戻した瞬間に動き出すので、設計で防ぎます(要確認)。リセットボタンは無く、電源(CP)を切ると最初の状態に戻ります。基礎の回路は端子台を使わず線番で追います(端子台は入出力の点数や外部からの取り込みが増える段で使います)。リレーは押した瞬間に切り替わります(実物も20ms以下)。時間を置いて動かすのがタイマーの役目です(基礎6)。

      学習用の資料です。実機の配線・通電作業は、電気工事士などの資格と社内ルールに従ってください。